まなざし

まなざし


きみが さみしげなわたしの顔をのぞき込んで

ぱちぱちとまばたきし、様子を伺っている姿がたまらなくかわいかった

そのかわいらしいまなざし、いつもきらきらしているまなざし


知ろうとしてくれていること

知りたい、触れたい、それが好きのはじまりでありすべて


私たちは人間であり、流動性がある

だけれどわたしは、他者のわたしへの気持ちが変わっていくことを心の底から恐れている

そのまなざしはわたしへ向けてほしいと、時々、いや頻繁に考える


祈りと言葉に期限はない

きみがすこやかに暮らせますように

おいしくごはんを食べられますように

あの花が美しく咲きますように

あのねこが気ままに日向ぼっこできますように

放った祈りは褪せることなく、やさしく美しく宙を舞い続けてくれるはず

そしてだれかがふと思い出してくれたら


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