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短歌

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26

26歳になり、 生き延びることができた また生き延びてしまった 25歳から26歳にかけては、生きることに必死というより、死なないように必死という方が近かった これからもきっとつらいけど、もう少し生きてみようと思う 今は、自分は存在しているだけでいいと思えるようになりたい ここにいてもいい、存在していても大丈夫、だれもわたしの存在を責めない そんなふうに感じながら生きてみたい

後悔

この街が大嫌い 彼らは私を知ってるけど 私は彼らを知らない 不登校の時の同じクラスの子 今この街にしかいられない 向き合ってるつもりがずっと逃げてた 逃げてるつもりがいつのまにか向き合ってた いつまでも後悔し続ける人生だと思う 生きてるのは苦しいけど、死んじゃいけないこともわかる 今感じている「わたし」を大切にしたい 自分を罰するためにあなたに向き合うのではなく、自分を守るためにあなたに向き合う ここ最近は特に対人関係療法に縛られすぎていた 自分勝手になったり、余計に混乱したり、本当の気持ちを見失ったり でも私の考える力は、自分が思っている以上に強いようで、もう少し自分を信頼してもいいのかもしれない 逃げずに向き合うことを選んだ私は、どんな療法やセオリーより自分を大事にできている(かもしれない) とにかく、ほんとうに、自分の人生を生きる いつまでも後悔し続けるとしても 逃げたくない 逃げたくないよ

短歌

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受動的生活

生きていくことに前向きになれない 生きていることと生きていくことはちがう 自分は受動的に生きている気がする 本当はもっと歌を作りたいのに 本当はもっと楽しさを感じたいのに 本当はもっと 死んだ方が楽だなという考えが常にある 明確に感じる時もぼんやり感じる時もある

2024/12/20

  生きている

2024/12/19

今日の夜3時に飛び降りる 東京は初雪だった 水面は冷たいだろう 「生きていてほしい」「お願いだからもうしないで」「いるだけでいい」「また笑顔が見たい」 いろんなひとからの言葉を裏切ってしまうことを心から申し訳なく思う 今まで積み重なった死にたい気持ちや苦しさがあり、 自分がしてしまった最低なことが引き金になった 正式な罰を受けることができずごめんなさい 罪を償えずごめんなさい

2024/12/18 4時頃 ためていた薬をお酒で飲み「死ぬ、死ぬ、死ぬ」と言いながら自宅近くの橋へ向かった 靴を脱いでその中に携帯を入れて、柵を越えた 真下は東京湾だった 顔を上げた時に、向こう側のビルの明かりが本当に輝いていて、楽になれると思った 楽になれる、やっと楽になれる、 通行人が気づいて、その人が私を抱えてくれた その人が優しくて私はすごく泣いてたと思う つらいこともあるけど、いいこともたくさんあるよと声をかけてくれた その時はわからなかったけど、もしもこの先も生きていたらわかることだったんだと思う 寒いでしょ、とネックウォーマーをくれた 警察に保護されてどこかの警察に車で向かった いろいろなことを聞かれた みんな親切だった 点滴を打ってもらっている間、看護師さんと話した 自分は最低なことをした もう一度あの柵を越える

まなざし

まなざし きみが さみしげなわたしの顔をのぞき込んで ぱちぱちとまばたきし、様子を伺っている姿がたまらなくかわいかった そのかわいらしいまなざし、いつもきらきらしているまなざし 知ろうとしてくれていること 知りたい、触れたい、それが好きのはじまりでありすべて 私たちは人間であり、流動性がある だけれどわたしは、他者のわたしへの気持ちが変わっていくことを心の底から恐れている そのまなざしはわたしへ向けてほしいと、時々、いや頻繁に考える 祈りと言葉に期限はない きみがすこやかに暮らせますように おいしくごはんを食べられますように あの花が美しく咲きますように あのねこが気ままに日向ぼっこできますように 放った祈りは褪せることなく、やさしく美しく宙を舞い続けてくれるはず そしてだれかがふと思い出してくれたら

存在がいつもおぼろげ

美しいひと が生き抜いていくには、その美しさを許容できるほどの美しい 世界 が必要で 、そんなもの はこの世にない 。 あるはずもない正しさと常に葛藤 している 正しい歩き方、正しい食べ方、正しい話し方、正しい愛し方、正しい文章、正しい佇まい、正しい生き方 もう疲れたな 自分の存在がいつもおぼろげだ 自分の存在がいつも信じられない いろんなことに確信を持てない ひどくつらい、苦しい 生きているなかで、ほんの一瞬でもだれかの一番星になれたならいい 私はこの人生に多くは望んでいない わがままも言わない いい子にしている 黙っている だれかにとっての星になって輝くこと ただそれだけ、それだけで生きていた証になって、 私がいなくなったら、あなたは自由に生きていける 私がいなくなって、みんなまばゆく、たおやかに生きていてほしい

25

とうとう25歳まで生き延びてしまって こんなところにいる 25歳まで生きることができていて こんなところにいる 会社を退職し、転職し、働き続けることができている 新人賞というとても大きな賞をいただくこともできた 今までの人生で一番になったことがないから、涙が自然と出てきた そして これからに対する希望と、今現在の絶望 ポジティブなことがあっても、脳はエラーで炎症が起きているまま どんなに楽しいことや嬉しいことがあっても起こる、自然な希死念慮、空虚感、自己破壊衝動 デバッグが一生できない こんな脳で生きていくのかと思うと、苦しく感じるのは当然だと思う 明日生きていられるかわからない日の方が多い 始まることも続くことも怖い それによる自分の感情の機微に翻弄されたくない 動物と人間を行き来している中で、私は私に一貫性を求めすぎてつらい 人生が現実味を帯びるほどに、私は不安で理解ができなくなってくる なにもわからない わたしは、なにがあったら、満たされるの

今さ、

今さ、ヘアオイルの甘いにおいに包まれてる 何事も想像と創造 優しさ、区別、曖昧 人となに話せばいいかわからないよ この先もずっとわからない 自分はこの先も空虚を見つめ続けるのだろうか 自分の心はずっとうつろで、 確信を探し続ける暗い旅を続けるのだろうか 確信なんて手に入るはずがない 自分が何を見ているかわからない 空虚を見ているのか、そこにある風景や人を確かに見ているのか、 何かを見ている私自身を見ているだけではないのか そこに在るものを確実に捉えたい 心の奥底からきちんと見つめたい 確信を求めて生きているから不安になる そんなことはやめた方がいい いいのに、やめた方が、 全然迷惑だったよねごめん 死ぬこと毎日考えてるいまだ 挨拶されないのかなしい ぶつかられるのかなしい 私みたいなのはここにいてはいけない 排除されるべき人間 don’t let me downは呪いのことば

24

2023/06/16 24歳になった。 大学を卒業した頃に書いた以前のブログで「22歳まで生きてよかった。これからも生きたい。」と書いた。 24歳になったが、この約2年間の中で「死にたい」「消えたい」「いなくなりたい」と何度も思った。何度も具体的に考えた。何度も死のうとした。 何度も何度も、生きていることや生きてきたことを後悔した。 それでも24歳の私は生きている。生きるための、生きていくための活動を日々している。私の生存意欲はまだ動いている。生きたいと思わせてくれる存在がいる。 これからも死にたくなるかもしれない。明日には、1時間後には波が押し寄せてくるかもしれない。 でもそれでもいい、そういうものだと思う。 時に落ち込みながら、ささやかな幸福を追求し、更新していく。 24歳まで生きてよかった。これからも生きたい。
小さい星は明るい月のそばでは光りを失う。
僕はあなたのそばで、自分に光がないのかと思った。
こうして年月と距離をおいてみると、傍にいたときより、あなたの全体がよくわかる。
そして自分にも、微かながら光があるということがわかって嬉しい。
あなたの光は澄んでいてうるわしい。弱くさえ見えるほどに。
あなたは僕などとても及ばない微妙な発光体である。

病気 ただの記録にほかならない

2023/05/19 うつ病、適応障害、社交不安障害、回避性/境界性パーソナリティ障害 現時点での自分の場合 うつ病 ・気分の落ち込みが激しい、常に落ち込んでいる ・希死念慮が激しい ・自分が存在していることに申し訳なさを感じる ・罪業妄想があり、死によって罪を償わなければならないという考えが思い浮かぶ ・他者との交流ができない、または気力が湧かない ・自分の存在がどうでもいい ・体がひどく重い、ほとんど何もできない ・何もできない状態を責めて落ち込む負のループが生まれる ・感情の起伏がほぼなくなる、またはときどき起伏が激しくなる ・現実味がない、空虚感がある ・過去のことを思い出して自責をする ・反復的な自殺未遂、自殺示唆、自殺の具体的な妄想 ・ふとしたことで涙がぼろぼろ出てしまう 社交不安障害 ・人と目を合わせるのが怖い ・電車に乗るのが怖い ・外に出ると常に緊張を感じる、体に力が入る ・人目に触れる場所での食事が苦手 ・電話が苦手 回避性/境界性パーソナリティ障害 ・見捨てられ不安が激しい ・嫌われたくないと思う一方で、好かれるために必死になり疲弊する ・評価されること、拒絶されること、否認されることへの恐れが激しい ・新しい環境や状況や場所へ向かうことを恐れる ・自分には能力や魅力がないと考えているため、対人的接触を避ける ・人間関係が不安定で、相手を過度に理想化する ・自己像が不安定、曖昧 ・不安定な自己像と他者像のため、正常な人間関係を築くことが難しい これらが少しでも良くなることを願い生きている

短歌

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しになって

自分は自分の愛している音楽や文学などを通して人生を見つめてばかりいたが、そういったことをせず、完全に自分の目で、頭で、あらゆる感覚で人生を見つめられるようになった。 詩と哲学は切り離して考えるべきだ。 自分の思考の関連性を理解できていない。 幸福と希死は両立する。 詩になって あなたに読まれたい 詩になって あなたに忘れられたい 詩になって わたしは本棚の隅っこに 詩になって 時々愛してほしい 詩になって よければなぞってほしい 詩になって 重ね合わせてほしい 詩になって やがてくたびれていきたい 死になって あなたに思い出してほしい

あなたと

あなた と一緒にいることで わたしはもっとわたしになる あなたと一緒にいることで わたしはちがうわたしになる あなたと一緒にいることで わたしは世界の美しさを知る あなたと一緒にいることで わたしは世界のみにくさを知る あなたと一緒にいることで ひかりを生み出すことができる あなたと一緒にいることで 歌を歌い、外に出て、自転車に乗ることができる あなたと一緒にいることで わたしはもっとわたしになる わたしと一緒にいることで あなたはどうなるのだろう 知りたい、見届けたい、願い

4年間

  大学1年生 センター試験や一般入試を乗り越え、無事に大学生になる。行きたかったところではなかったけど、結果的にはよかった。 9年間不登校の人間が大学に合格するなんて夢のようだ。 やっと「普通」というレールに乗ることができたと思った。 勉強が大好きだったから授業は熱心に聞いたし、成績も悪くはなかった。授業を受けていること自体が楽しかった。毎日大学に行けて嬉しかった。 入学してすぐに、女の子の友達ができた。 クラスに女子が4人しかいなくて、初めての顔合わせの時に私から話しかけた。自分の明るい部分が発揮されて、かなり親しくなった。 授業をいつも一緒に受けたり、一緒にお笑いを見に行ったり、ご飯食べに行ったり、いつでも一緒という感じだった。 だんだん自分の暗い部分が出てきて、常に一緒にいる状態がしんどくなってしまった。授業を別で受けたり、誘いを断ったり、ひどいことをしてしまったと思う。私は夜間の部で、彼女は2年生になる時に昼の方に行ったから疎遠になってしまった。思い出すと今でも罪悪感でいっぱいになる。 この頃から男性に傷つけられることが多くなった。素直で正直な人間は舐められるのかもしれない。人は怖い、人は冷たいと心底思った。19歳だった。 欠陥人間だと言われたり、レイプされそうになったり、ストーキングされたり、大学の人からセクハラされたり、そういったことの標的にされていたと思う。私が悪いかもしれないが。 1年生の夏頃からバイトを始めた。 自分がバイトを始めるなんて信じられなかった。 スーパーのバイトの面接で、どうしたらいいかわからずバックヤードに入ってしまった。あとからカメラで見られていたらしく、本当に恥ずかしい思いをした。 自分は恥ずかしいようにしか生きられないのだと思った。 バイト先では小学校の頃仲良くしてくれていた子が偶然働いていて、シフト終わりに一緒に帰ったり、バイト中はイライラしている(させてしまったのか)お客さんに怒られたり、ご結婚されてますか?と言われ電話番号渡され、それを帰り道に破いて捨てたり、まあいろいろあった。2年生の冬頃まで続けた。 1年生の頃はひたすらバイト、授業、バイト、授業の繰り返しだった。 2年生 2年生の記憶はあまりない。 コンビニのバイトを始めて、スーパーと掛け持ちをするようになる。朝6時半に起きて9時に出勤、14時か17時に退勤...